ストレージ
Q. オンプレミスのデータセンターにあるストレージを拡張して、データのバックアップに使用できる費用対効果の高いAWSサービスは次のうちどれ?
AWS Storage Gateway: オンプレミス環境のストレージをAmazon S3にシームレスに接続することができるハイブリッドストレージサービスです。
- AWS Storage GatewayはオンプレミスストレージをAmazon S3バケットに接続して、バックアップ構成にしたり、データ移行したりできます.
- このサービスはバックアップ、アーカイブ、災害復旧、クラウドデータ処理、および移行に使用できます.
Q. 次のストレージサービスの中で、データを保存するためにEC2インスタンスにネットワーク経由でアタッチするストレージはどれ?
Amazon EBS: 実行中のインスタンスに接続可能な高可用性、信頼性、耐久性、ブロックレベルのストレージボリュームを提供します。
- Amazon EBS ボリュームはEC2インスタンスのホストサーバーに物理的に接続されたストレージではなく、ネットワークを介してAmazon EBS ボリュームをEC2 インスタンスにアタッチして利用します.
- EBSは単一のEC2インスタンスにしかアタッチができません.
Q. RDSのバックアップを定期的に保存するために利用されるストレージはどれ?
Amazon S3バケット: Amazon RDS ではDB インスタンスの自動バックアップはデフォルトでAWS側で管理されたAmazon S3バケットに取得され、指定した期間保存されます。
- ユーザー側でスナップショットを作成することも可能です.
- スナップショットはユーザー起動型のインスタンスバックアップで、明示的に削除するまで保持されます.
- RDSのスナップショットもS3に保存されます.
|| Q. EC2インスタンスで処理される常に変化するデータを保存するのに最適なストレージオプションは何?
Amazon EBS: 実行中のインスタンスにアタッチできる耐久性のあるブロックレベルのストレージボリュームを提供します。
- 頻繁かつ詳細な更新が必要なデータのプライマリストレージデバイスとしてAmazon EBSを使用できます.
- EC2インスタンスで処理される常に変化するデータを保存する場合はAmazon EBSを利用することになります.
Q. Amazon S3にデータを保存する際に作成される単位はどれ?
バケット: 格納場所
オブジェクト: 保存データの単位
- Amazon S3 にデータ (写真、動画、ドキュメントなど) をアップロードするには、いずれかの AWSリージョンに S3 バケットを作成する必要があります.
- その後、バケットにオブジェクトをいくつでも無制限にアップロードすることができます.
Q. EC2インスタンス起動時の「ストレージタイプの選択」において、選択できるストレージタイプはどれ?
Amazon EBS: 実行中のインスタンスにアタッチできる耐久性のあるブロックレベルのストレージボリュームを提供します。
Q. インターネットからアクセスできず、かつ複数のEC2インスタンスからアクセスすることができるストレージは?
EFS: EC2インスタンスからLAN上にあるNASのように利用可能な共有ファイルストレージを提供するサービス
- 複数のEC2インスタンスから接続可能なストレージとして機能します.
- S3と異なり、インターネットから直接のアクセスができないストレージであり、完全な内部サーバー向けストレージとしてセキュリティを強化することが可能.
Q. S3バケットを利用して大量のデータを保存しています。MFAを利用してオブジェクトが削除される際に認証を求める設定を行う必要があります。S3でMFAを利用する際に有効化するべき機能はどれ?
S3 バージョニング: Amazon S3 バケットで S3 バージョニングを設定するとMFA (多要素認証) Delete を利用することができるように
Q. あなたはマネジメントコンソールを使用して、いつも使っているリージョンではない別リージョンにあるEBSボリュームからスナップショットを作成しています。スナップショットはどこで作成されますか?
別リージョン内にそのまま生成される
- EBSボリュームからスナップショットを取得すると、そのEBSが設置されているリージョン内のS3バケットにスナップショットを保存します.
- スナップショットの作成場所を指定することはできません.
- よって、いつも利用しているリージョンではない別リージョンにあるEBSのスナップショットは、そのEBSが設置されているリージョンにおいて作成されます.
- いつも利用しているリージョンにそのスナップショットを保持したい場合は、スナップショットをコピーすることが必要です.
Q. Amazon S3の利用コストに影響を与える要素はどれでしょうか?
S3の価格は次のような要素によって決定されます。
選択したストレージクラス
保存したオブジェクト(データ)の合計量(GB)
データ転送
リクエスト数
設置したリージョン
- リージョンに応じて多少の価格が異なるため、リージョンの選択も料金に影響します
Q. あなたは複数のEC2インスタンスを1つのストレージに接続して、データを処理する仕組みを構築しています。どのストレージタイプを利用すればよいでしょうか?
プロビジョンドIOPS
- EBSは基本的には単一のEC2インスタンスにしかアタッチできませんが、プロビジョンドIOPSはマルチアタッチ機能を利用して複数EC2インスタンスにアタッチして、ビッグデータ処理などの並列処理に利用されます
Amazon Elastic File System (Amazon EFS) : AWS クラウドサービスおよびオンプレミスリソースで使用することができる完全マネージド型の NFS ファイルシステムを提供します。
Q. あなたはマネジメントコンソールを使用して、いつも使っているリージョンではない別リージョンにあるEBSボリュームからスナップショットを作成しています。スナップショットはどこで作成されますか?
別リージョンにそのまま生成される
- EBSボリュームからスナップショットを取得すると、そのEBSが設置されているリージョン内のS3バケットにスナップショットを保存します.
- スナップショットの作成場所を指定することはできません.
- いつも利用しているリージョンではない別リージョンにあるEBSのスナップショットは、そのEBSが設置されているリージョンにおいて作成されます.
- いつも利用しているリージョンに、そのスナップショットを保持したい場合は、スナップショットをコピーすることが必要です.